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仕事に情熱が持てなくてもイキイキと働くための3つのコツとは?
「自分の仕事に情熱を持っていますか?」と質問されたら、あなたはどのように返答するでしょう?
「はい、あります!」と即答できる人が一定数いるものの、「即答できるほど情熱があるわけではない・・」という人が多数派かもしれません。
でも、SNSを見ると
- もっと情熱をもて
- 情熱を持つことが一番大切なこと
- 成功者には必ず情熱がある
のような熱い言葉が飛び交っていて、情熱がなければうまくいかないような風潮です。
でも、情熱が持てないと本当にダメなのでしょうか?
私はそう思いません。
今回は情熱が持てなくてもイキイキと働くための3つのコツをお伝えします。
仕事に情熱が持てないとは?
そもそも「情熱」とはどのような意味があるのでしょう。
辞書で調べてみると「ある物事に向かって気持ちが燃え立つこと」と書かれていました。
たしかに、何かに対して燃えている人を情熱のある人と呼びますね。
では、自分が情熱を持っているかどうかは何を基準に見分けるのでしょう?
自分の言動が力強いかどうか、ポジティブかどうかでしょうか?
でも、力強いか、ポジティブかどうか、自分で見分けられるものなのか疑問です。
私が思うに、他人と自分を比較しているからではと思うのです。
- 自分はあの人のように、ポジティブな言動をしていない。
- あの人のように熱い感情を表に出して行動していない。
だから、自分には情熱がない、持てていないと考えてしまうのではないでしょうか。
情熱の定義は自分でつくるもの
でも、考えてみれば、ポジティブな発言や感情を表に出すだけが情熱ではありませんよね。
- ポジティブな発言はしないけど他人をいつも助けている人
- 感情を表には出さず冷静沈着に淡々と業務を遂行できる人
そうした人も私は「情熱がある人」だと思うのです。
結局のところ、情熱とは他人と比較して判断するものでもないし、ポジティブな言動があるかどうかでもない。
情熱の定義は人それぞれであり、自分に合った情熱の定義を見つければよいのです。
仕事に情熱が持てなくてもイキイキと働く3つのコツ
とはいえ、燃え立つような気持ちが欲しいと思うこともありますよね。
でも、その気持ちを持つことができない。
そんなときでも、以下の3つのコツを意識することで、充実感を感じながらイキイキと働くことができるようになります。
①仕事に意味を見出す
まず1つ目は、仕事に意味を見出すことです。
ただ仕事をこなすより、その仕事の意味を見出すことで充実感を感じやすくなりますし、モチベーションが向上するからです。
では意味を見出す方法を3つあげてみます。
自分の仕事は他人や社会に貢献している
仕事をしているときは、この仕事が他人や社会に役立っているかどうかと考えることはあまりないですよね。
中には「こんな小さな仕事、役に立っていない」と考えてしまうことがあるかもしれません。
でも、たとえ小さな仕事でも間違いなく役に立っているものです。
例えば、自分の作った書類が上司にわたり、それをもとに新しい会社の制度ができる。
その制度で社員が喜び、モチベーションが高まり、よい商品ができる。
その商品が世の中に出て、人々の暮らしに貢献していく。
このように自分の仕事が
- 他人にどのような影響を与えているのか
- 組織全体や社会にどのように役立っているのか
自分の仕事の先をイメージしていくことで、仕事に対する誇りや充実感を感じることができます。
仕事で得たスキルや知識は活かされている
自分が仕事を通じて得たスキルや知識は、例えば同僚に教えたり後輩に指導したりすることで活かされていますよね。
でも普段は業務の一環として考えているから、スキルや知識が活かされていることは実感しづらいかもしれません。
他にも仕事だけでなくて、プライベートや他の分野で活かされていることもありませんか。
例えばSNSを使っているのなら、その発信内容は仕事で得たものがベースになっているかもしれませんね。
このようにじっくり見渡してみると、自分のスキルや知識が活かされていることは多々あるものです。
ぜひ、どこで活かされているだろうと考える時間を持ってみましょう。
そうすることで、自己成長を実感し、仕事へのモチベーションが高まります。
仕事で成し遂げたことや成功体験を振り返る
これまでの仕事を振り返ってみたとき、達成したプロジェクト、クライアントや同僚からの感謝の言葉など、思い出せることがありませんか?
自分が成し遂げたことや成功体験を振り返ってみたとき、どんな感情がわいてくるでしょうか。
達成感や、充実感、自信などがわいてきませんか?
過ぎ去った過去のことなんて思い出したって・・と思うかもしれませんが、そこにはあなたの頑張りが詰まっています。
過去の成功体験をときどき振り返ることで、自分の成長や達成感を再度実感できるので、仕事に対する意欲が高まります。
②自分の価値観にそって行動する
2つ目は、自分の価値観に基づいて行動することです。
人は自分の価値観が満たされたときに充実感を感じます。
では、価値観に基づいて行動するためにどうすればいいのでしょう。
次の3つのステップで考えてみてください。
自分の大切にしたい価値観を明確にする
あなたは自分の価値観はなんだと思われますか?
例えば、
- 人に貢献すること
- 誠実に生きること
- ウソをつかないこと
- 挑戦すること
などなど、人によって様々です。
普段は意識していないこうした価値観を満たすことができたときに人は充実感を感じやすいのです。
まずは、自分の価値観がなにかを理解することが大切になります。
仕事に自分の価値観を反映させる
次に、仕事の中に自分の価値観を反映できないかと考えてみます。
例えば「人に貢献する」ことを価値観にしているのなら、依頼を受けた仕事に一工夫を加えてみたり、納期を短縮したりなど、自分にできることをやってみる。
大きなことではなく気軽にできることからはじめてみることをオススメします。
自分の価値観にあった小さな行動を積み重ねていくことで、充実感を感じやすくなります。
自分の行動が価値観にそっているか評価する
仕事をするうえでは、自分の価値観ばかりを優先することはできませんよね。
ときには相手の価値観を優先しなくてはいけないこともあります。
ただし、相手の価値観を優先し続けていくと、いつの間にか自分の価値観を見失ってしまうことがあります。
見失ってしまうと、充実感からは遠ざかることになります。
そのため、自分の行動が自分の価値観に沿っているかどうか定期的に見直していきましょう。
③目標に向かっていることを実感する
3つ目は、自分の目標に向かっていることを実感することです。
人は誰しも「成長したい」という欲を持っています。
その欲を満たすことができると充実感を感じやすくなります。
オススメするのは、目標に対する達成度を確認することです。
定期的に振り返り、達成度を確認することで、自分が成長していることや目標に近づいていることを実感できると意欲が高まります。
この振り返りでよくやってしまうのは、出来ていないことに目を向けて自分を責めたり、落胆したりすることです。
しかし、自分自身に対する責めや落胆は、なんにせよプラスには働きません。
自分が達成できていることに焦点を当て、改善するための具体的なアクションを考えていきましょう。
最後に
「情熱」という言葉には、熱さがほとばしるようなイメージがあると思います。
その熱さを持っている人と自分を比べてしまうことで「自分=情熱が持てない人」と感じてしまうケースが多いのではないでしょうか。
しかし、そもそも情熱の定義は人それぞれです。
誰かと比較する必要もないですし、自分で自分の情熱を定義すればいいのです。
たとえ、熱さがほとばしるような情熱が持てなくても、充実感を感じイキイキと働いていくことはできます。
そのために、今回お伝えした方法を参考にしてみてください。
そして、豊かで充実した仕事人生にしていきましょう。