失敗を引きずる理由と一瞬で心が軽くなる対処法

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「あのとき、なぜ〇〇しなかったのか・・・」

「〇〇していればこんなことにならなかったのに・・・」

過去の失敗で頭の中がパンパンになり、他のことが考えられなくなる。

今度も失敗するんじゃないか・・と自信がなくなり、気持ちが落ち込んでしまうことがありませんか?

失敗を引きずったままでいると、前向きになれないし幸せから遠ざかるばかりです。

失敗を引きずる理由は「過去の色メガネ」をかけているからです。

「過去の色メガネ」を外し「未来の色メガネ」にかけかえれば、失敗を引きずらなくなるし自信を失うこともありません。

今回は、失敗を引きずる理由と対処法についてお伝えしていきます。

目次

失敗を引きずる理由と対処法

あなたは友人や同僚が失敗したとき「大丈夫だよ、なんとかなるよ」と声をかけたことがありませんか。

他人のことなら冷静に対応できるのに、自分のことになると対応できず、引きずることがありますよね。

言葉では「失敗を引きずる」と言いますが、「失敗した過去を思い出している」と言い換えたほうがわかりやすいです。

頭の中で過去を思い出すから「あのときなぜ〇〇しなかったのか・・」と、失敗した自分を責めたり、他人に迷惑をかけた自分をダメな人間だと思ったりしてしまう。

結果として気持ちが落ち込むし、次の行動ができなくなり成果を出せなくなります。

結果が生まれるまでのプロセス

このような結果になってしまうのは「ものごとの意味づけ」と「感情」が大きく影響しています。

結果が生まれるまでのプロセスを図にしてみると、このようになります。

人はものごとに対して何かしらの意味づけをしています。

その意味づけによって感情が動き、感情によって行動が変わる。

そして、行動が結果につながります。

このプロセスを身近な例で説明してみます。

あなたはテレビゲームやスマホゲームをするでしょうか?

今やっていなくても、子供のときにやっていたとか、誰しも経験があると思います。

例えば、任天堂の「スーパーマリオブラザーズ」は今でも人気のあるゲームですよね。

さらわれたキノコ王国のお姫様ピーチ姫を助けるため、クッパ城を目指して、マリオブラザーズが冒険するゲームです。

敵であるカメに捕まったり、崖から落ちしてしまうとゲーム終了になるわけですが、

終了になっても「なんで失敗してしまったのか・・・」と落ち込むことはありません。

「次こそクリアしてやる!」と、リセットボタンを押して、もう一度コントローラーを握りしめていましたよね。

このプロセスを先ほどお伝えした図にあてはめてみます。

このようにゲームは楽しいものだと意味づけしているから、ワクワクという感情がうまれます。

ワクワクするから失敗しても気にならないし、クリアできるまで挑戦する。

挑戦するから最後はラスボスを倒せるわけです。

つまりは、一番はじめの「意味づけ」がとても重要になってくるのです。

失敗を引きずる人の特徴

では、なぜゲームだと失敗しても落ち込まないのに、リアルな仕事では落ち込んでしまうのか。

それは「色メガネ」が関係しています。

人がものごとを意味づけするときの土台には「色メガネ」があるのです。

色メガネとは「偏った見方や考え方」のことであり、

「過去の色メガネ」
「現在の色メガネ
「未来の色メガネ」

と、3種類あります。

このうち、失敗を引きずってしまう人は普段から「過去の色メガネ」をかけています。

だから、過去のことばかりを思い出します。

意識が常に過去に向いているからですね。

過去を思い出しては

  • なぜ〇〇しなかったのか・・
  • 会社に迷惑をかけてしまった・・
  • 次も失敗するかもしれないし、怖い・・・

そんなことばかりが頭に浮かんできて

失敗 = 悪いこと、してはいけないこと

と意味づけてしまいます。

だから、気持ちは落ち込むし、行動できなくなり、結果として成果も出せません。

一方で、ゲームをしているときはどうでしょう。

このとき、実は「未来の色メガネ」をかけているので意識が未来に向いています。

  • ここをクリアすれば次のステージに行ける。
  • ラスボスに会えるし、倒せるかもしれない。
  • 友達より早くゲームをクリアできるかも。

など、常に未来を見ています。

つまり、

失敗 = クリアするための方法がわかった、ラスボスへ近づいた

と意味づけしています。

敵にやられたとしても落ち込む必要はありませんから、次の行動を起こすことができるのです。

失敗を引きずらないための対処方法

いやいや、「ゲームと仕事を一緒にするなよ」と言われるかもしれません。

ですが、あなたの周りには仕事で失敗しても引きずらず前に進んでいる人がいませんか?

社内にいなければ、野球やサッカー、オリンピックなどのスポーツ選手はどうでしょう。

彼らは「過去の色メガネ」ではなく「未来の色メガネ」をかけているのではないでしょうか。

だから、失敗したとしても、引きずることなく未来に向かって踏み出していけるのです。

ちなみに「現在の色メガネ」をかけている人は、目の前の仕事でミスをしないことだけを考えてしまい、あれもこれも気をつけなくちゃと、目先のことに追われることになります。

私たちは誰しもが「過去、現在、未来の色メガネ」を持っています。

普段どの色メガネをかけているかで、ものごとへの意味づけが大きく変わってくるのです。

意味づけが変わると、感情が変わり、行動、結果も変わってきます。

この色メガネは放っておくと、過去や現在の色眼鏡の度が強くなる傾向にあります。

「未来の色メガネ」は意識しておかないとかけられません。

失敗を引きずらない未来の色メガネをかける

  • 失敗して迷惑をかけてしまった
  • 自分はダメだな。。
  • また失敗するかもな。

など、自分を否定したり、ネガティブな感情が浮かんでいるときは「過去の色メガネ」をかけています。

そのことに気づいたら、「未来の色メガネ」にかけなおして意識を未来に向けてみましょう。

自分はこれからどうなりたい?
どんな仕事をしていきたい
どのように活躍していきたい?

など、過去ではなく未来のことを考えていくのです。

この機会にぜひ書き出してみてください。

そして、なりたい自分に近づくために、

今回失敗したことをどうとらえていくのか、意味づけを変えるとしたら、どのような表現ができるか言語化してみましょう。

例えば、

  • この失敗を繰り返さなければ理想の自分に近づける
  • 二度と同じ失敗をしない方法が理解できた

など、意味づけを変えてみると「感情」が変わりますよね。

ソワソワ、ビクビクしていた気持ちが、徐々にワクワク、ウキウキに変わっていく。

感情が変われば、自分の目指す方向に歩みを進めることができる。

だから結果もついてくる。

もし、あなたが失敗を引きずっていると感じているのなら、まず「過去のメガネ」を取り外しましょう。

そして「未来のメガネ」をかけなおし、あなたが理想とする未来へ進んでいってください。

最後に

今回は失敗を引きずる理由と対策についてお伝えしました。

誰でも失敗することはあります。

でも、その失敗をどう意味づけるかで感情が変わり、行動が変わり、未来が変わります。

引きずったまま苦しむのか、未来へ一歩踏み出すための糧にするのか。

どちらを選ぶかは自分次第です。

失敗を引きずっているな・・と感じたときは、今かけている色メガネをチェックしてみてくださいね。

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