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総務の評価をあげるために必要なブレーキの外し方
今の会社でもっと評価を上げたい!
心の中ではそう思っているのに、行動できないことがありませんか?
「〇〇業務を改善したい」
「〇〇制度を導入したい」
そんなアイデアがいくつも浮かんでいる。
でもアイデア止まりで行動しない。
なぜなら「時間がない」「自信がない」「予算がない」
などの理由が浮かんで、行動にブレーキをかけてしまうからです。
だから、当然実績も出ないし、経験値もあがりません。
こんなとき、どうすれば行動できるようになるのか?
今回は、もっと評価をあげるために必要な「思い込み」という名のブレーキの外し方をお伝えします。
総務の評価をあげるために必要なブレーキの外し方
総務人事の仕事は
- ミスを出さない
- クレームを減らす
- リスクを排除する
など、守りの部署というイメージが強いですよね。
担当者であるあなたも
仕事をミスなくする
定例業務を期限内に完了する
そのような守る仕事は得意ではないでしょうか。
一方、新しいことへ能動的に取り組む機会が少ない部署でもありますよね。
だからか、新しいことに取り組むとき腰が重いし、
時間がない
自信がない
などの理由が浮かんで、行動にブレーキをかけてしまうことがありませんか?
もともとミスなくやるのが当たり前と思われているし、業務改善しても褒められず、ミスをすれば叱られる仕事です。
だから失敗やミスをすることが怖くなってしまうのかもしれません。
でも、こうした行動のブレーキは、無意識に自分の限界をつくり、「できない」と思いこんでいるケースが圧倒的に多いです。
その思い込みのブレーキを外すことができると、新しいことにも能動的に取り組めるようになり、実績を出し評価を上げていけるようになります。
思い込みのブレーキを外していく方法
新たに取り組みたい仕事が思い浮かんでも、ブレーキをかけてしまうときは、なんらかの思い込みが潜んでいます。
その思い込みによって、頭の中では即座に「できない」と判断してしまうわけです。
そこで、まずは、その思い込みが何なのか、次の流れで見つけていきます。
取り組みたい仕事の目標を書き出す
思い込みを見つけるために、まず取り組みたい仕事の目標を書き出してみてください。
例えば、「全社で使えるコミュニケーションツールを◯月◯日までに導入する」
という目標を書き出したとします。
「否定文+なぜならば~」に続く言葉を書き出す
次に、その目標を否定文に変え、「なぜなら」という接続詞を用いて、できない理由を書き出します。
「全社で使えるコミュニケーションツールを導入できない」
なぜなら・・・「選定する時間がないから」
という理由が出てきたとします。
つまり、あなたは「時間がない」からできない。
と、思いこんでいるわけです。
「いやいや忙しくて本当に時間がないんだよ・・・」と、思うかもしれませんが、
そこで終わってしまったらなにも変化は起こせませんよね。
では、どうすればいいか。
思い込みを解決していく2つのアプローチ
この「時間がない」という思い込みを解決していくアプローチ法は2つあります。
①物理的な解決アプローチ
あなたは「時間がない」から、できることはない(ゼロ)・・
と、思いこんでいるわけですね。
なので、まず「時間がない・・の解決策は1,000通りある」
と、マインドセットします。
マインドセットとは「考え方や物事の捉え方」のことです。
つまり、頭の中を「時間がないからできない」から
「時間がない・・の解決方法は1,000通りもある」を前提にするのです。
強引に前提を変えるので、最初は抵抗感があるかもしれませんが、繰り返していくと徐々に慣れていきます。
そのうえで、「時間がないからできない」の否定文に対して
「どうしたら?」の疑問を付けて解決策を探しにいきます。
「時間をつくるためにはどうしたらいいか?」
人間の脳は不思議なもので「解決方法が1,000通りもある」と思えば、なにかしらの方法を探し出そうとします。
例えば
- 朝のメールチェックは15分から10分に短縮する
- 社員からのよくある質問をマニュアルにして公開し対応時間を削減する
- 〇〇資料と△△資料を統合して作成時間を削減する
など。
別に大きな解決策でなくてもいいわけです。
小さな解決策でも積み重なっていけば効果は大きくなります。
一度立ち止まり
「時間がないからできない」という思い込みがあることを見つけ、自覚したうえで
「ではどうしたらいいか?」と考えていくのがポイントです。
「思い込みがある」と自覚できれば、あなたは解決策を考えていけるのです。
②思い込みを上書きする解決アプローチ
先ほどの物理的な解決アプローチよりも少し難しいですが、意識的にできるようになると強力な方法です。
まず、自分の思い込みを疑い「100%事実ではない」ことを証明していきます。
「時間がない」と自分は思っているけれど、
「本当に本当に時間がないのか?」
「ムダに使っている時間はないのか?」
と、自問していきます。
自分を責めているような気持ちになるかもしれませんが、そうではありません。
思い込みを上書きするために必要な過程と捉えましょう。
そうすると
- 〇〇の打ち合わせは会議室に集まらず、チャットで十分かもな。
- 書類やファイルが見つからず探しているのはムダだな。
- 社内電話では雑談が多く時間がもったいないな。
などが浮かんでくるかもしれません。
このようにして、「時間がない・・・100%事実ではない」ことを証明していくのです。
頭の中では、瞬時に「時間がない(思い込み)=事実」と、考えてしまいがちですが
100%事実でないのなら、その隙間から解決策を探していけます。
そうすると、100%の思い込みが、90%、70%、50%となっていき、「時間はある」に上書きされていきます。
もし、思い込みの上書きに、ちょっと抵抗感があるなら、こんなふうに考えてみてはどうでしょう。
あなたの周りに、時間がなく忙しくても、新しいことに取り組んでいる人はいませんか?
社内でもいいし、社外の友人や、目標にしたい人でもいいです。
その人はどんな思い込みがあるのでしょう?
おそらく、「時間がないからできない」と思いこんでいる人とは異なるはずですね。
仮にその人の思い込みを自分にインストールしてみたら
どんな思考になるだろうか?
どんな行動をするだろうか?
と、イメージしてみてください。
そのイメージがわくのなら、あなたも日常で、その考え方や行動を取り入れてみましょう。
イメージし実践していくことで、その新しい思い込みが、あなたの中に定着していくことになります。
最後に
総務人事は守りの仕事が多いので、新しいことへ取り組むときは腰が重くなる傾向があると思います。
それに、思い込みをそのままにしておくと、延々と行動できない状態が続いてしまいます。
それでは評価も上げられないし、新しい経験値も積めません。
あなたの頭の中には
「やってみたい仕事」
「実現したい仕事」
などがあるはずです。
思い込みのブレーキを外し、前に進んでいきましょう。
そうすれば評価もあがるし、実績もついてきます。
ぜひ、今回お伝えした方法を活用してみてください。