思考が堂々めぐりする原因と断ち切る方法

勇気を出せる人

職場では上司・部下との人間関係など悩みや不安がつきません。

この不安や悩みが頭の中で堂々めぐりして、気づいたら1時間経過していた・・

あなたもこんな経験がないでしょうか?

自分では解決に向けて考えているつもりでも、案が浮かぶわけでもなく同じところをグルグル回るだけ。

今回は、思考が堂々めぐりをしてしまう原因と断ち切る方法についてお伝えします。

目次

思考が堂々めぐりする原因と断ち切る方法

ここからは、私のクライアントであるUさんの事例をもとにお伝えしていきます。

Uさんが、新しくバックオフィス部門のリーダーに任命されました。

精力的に取り組んでいたのですが、どうも部下たちとの関係がうまくいきません。

  • 話をしようとするが避けられている感じ
  • 部下同士も会話が少なく冷たい雰囲気
  • 部下をまとめられていないと感じる

などの問題が起きていました。

これ、実は私もリーダーになったとき、まったく同じ状況でした。

うまくいかずに悩みまくった経験があります。

職場の雰囲気は悪くて、息が詰まる感じだったのをよく覚えています。

堂々めぐりするときにやってしまうこと

堂々巡りしてしまう男性

うまくいかないときにやってしまいがちなのは、あれこれ思考して自分を責めることです。

頭の中で次のような質問を繰り返して、自分を責める答えを思い浮かべてしまいます。

なぜうまく部下をまとめることができないのか・・・

質問 自分は部下から信頼されていないから?
答え 信頼されていないから、今の結果なんだろうな

質問 人に指示するのがうまくないから?
答え そうだな。たしかに指示出しはうまくないな

質問 もっと威厳をもってやればいいのか?
答え いや、自分はそんなタイプではないし

質問 もう少し明るい雰囲気の職場にならないかな?
答え 自分は明るい性格ではないから難しいな

このような自問自答を繰り返します。

そして結局は「自分が悪い」と、自分を責めることに終始してしまうのです。

「自分が悪い・・」と、いくら責めても解決策は生まれませんよね。

でも、悩んでいる本人は解決策を探しているつもりなのです。

そのことに気づかずに、ただ自分を責めてしまう。

当初は「自分は信頼されていないのかな・・、いやそんなこともないか、、」と少し疑いが入っていた。

でも、堂々巡りしている間に「自分は信頼されていない」と断定的な表現に変わってしまうのです。

このような悪い流れは早めに断ち切らなければなりません。

そうしないとメンタルがやられてしまいます。

堂々めぐりしてしまう原因

クローズド・クエスチョンをしている男性

堂々めぐりしてしまう原因は、自分に対する質問が「クローズド・クエスチョン(閉じた質問)」になっているからです。

クローズド・クエスチョンとは「イエス・ノーで答えられる質問」のことをいいます。

例えば

質問「今日は朝ごはんを食べましたか?」
答え「はい、食べました。」

質問「あなたはコーヒーが好きですか?」
答え「いいえ、好きではありません」

どちらの質問もイエス・ノーで答えることになりますよね。

このように、イエス・ノーでしか答えられない質問をクローズド・クエスチョンといいます。

堂々めぐりで自分を責めてしまう人は、このクローズド・クエスチョンを無意識にしているのです。

質問「自分は部下をまとめられているかな?」
答え「まとめられていない。だから職場は冷たい雰囲気なんだ。」

今、目の前にうまくいっていない事実があり、それを肯定する質問をしている。

自分で自分に追い打ちをかけているようなものです。

真面目な人ほど自分を追い込んでしまうクローズド・クエスチョンをしがちなので注意が必要です。

堂々めぐりを断ち切る方法

答えを書き出している男性

では、どうすれば堂々めぐりをやめられるのか?

それは、自分への質問をクローズド・クエスチョンから「オープン・クエスチョン(開かれた質問)」に転換することです。

オープン・クエスチョンとは?

オープン・クエスチョンとは「イエス・ノーで答えられない質問」のことをいいます。

例えば、

質問「今日の朝ごはんは、何を食べましたか?」
答え「ご飯と味噌汁と焼き魚です。」

質問「味噌汁の具は、なんでしたか?」
答え「豆腐とワカメでした」

質問「他にはどんな具が好きですか?」
答え「たまねぎと大根が好きです 」

このように質問していくと、内容を深掘りできたり、情報をたくさん取れたりできますよね。

このオープン・クエスチョンを自分への質問にも使っていくのです。

先ほどの事例でお伝えしたUさんは、いつもクローズド・クエスチョンをしていました。

自分は信頼されているのかな?

という質問では

  • はい、信頼されています
  • いいえ、信頼されていません

この2つの答えしかありません。

そこで、オープン・クエスチョンに転換します。

例えば

  • 部下をまとめられていないとしたら、なにが一番の原因だろう?
  • 部下をまとめるにはなにが必要だろう?
  • まず、なにを変えていけばいいのだろう?

という質問に変えていきます。

すると、自分の中からいくつかの答えが浮かんでくるはずです。

浮かんできた答えは紙に書き出す

浮かんできた答えは、紙に書き出すことをオススメします。

頭の中だけで考えていると、せっかく答えが浮かんできても立ち消えてしまうことがあります。

なので、浮かんだことは、どんどん書き出しましょう。

あとから読み直すことで、自分を客観視できますし、新たな発想も生まれやすくなります。

あれこれ書き出したとしても、「これだ」という答えが出てこないかもしれません。

でも、次につながるヒントは必ず出てくるはずです。

そのヒントに気づくだけでも思考の堂々めぐりは止まります。

なぜなら、そのヒントに視点が向くようになり、具体的になにをすればいいのか考えることができるからです。

中にはヒントに気づくだけで「この悩みや不安はたいしたことなかった」と感じることもあるでしょう。

オープン・クエスチョンで自分も成長する

オープン・クエスチョンは「自分に向き合って答えを探していく方法」とも言えます。

部下をまとめていく方法は無数にあるでしょうし、どれが効果があるのかも実際のところはやってみないとわからない。

自分で出した答えを試してみて、うまくいかないようなら、またオープン・クエスチョンで答えを見つけていく。

自分の悩みに向き合って答えを見つけていくには勇気が必要になります。

見つけた答えがうまくいくこともあれば、うまくいかないこともあるかもしれません。

しかし、その成功・失敗体験があなたのことをさらに成長させてくれるのではないでしょうか。

最後に

今回は、思考が堂々めぐりしてしまう理由と断ち切る方法についてお伝えしました。

悩みや不安が深いほど堂々めぐりしていることに気づかなくなります。

堂々巡りしているなあ・・・と感じたときは自分に対して「クローズド・クエスチョン」を繰り返していないか確認してみましょう。

そして、クローズドから「オープン・クエスチョン」に転換していくのです。

自分への質問を変えれば、視点が変わり堂々めぐりを断ち切ることができます。

オープン・クエスチョンで自分の悩みや不安に向き合いながら、充実した仕事人生にしていきましょう。

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勇気を出せる人

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