リーダーシップの苦手な総務リーダーの気持ちが楽になる3つの対策

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あなたは「リーダーシップ」という言葉を聞くと、どんな気持ちになりますか?

リーダーとして必要なものだと思うけれど

「ハードルが高いなあ・・・」

そんな気持ちになりませんか。

リーダーシップといえば「私についてこい!」のようなタイプで、メンバーをグイグイと引っ張っていく。

そんなイメージがあるけれど、自分はそんなタイプではない。

だからギャップが大きすぎて、ハードルの高さを感じてしまう。

リーダーになったからといって、自分を「私についてこい!」のタイプに変えられるかといえば難しいから悩みますよね。

今回は、リーダーシップを発揮することへの苦手意識のある総務リーダーが楽になる対策についてお伝えします。

結論と今回の記事

リーダーシップの苦手な総務リーダーは次の3つを対策を取り入れましょう

・リーダーシップは生まれつきではなく後から身につけられるもの
・理想のリーダーシップ像のイメージを変える
・リーダーシップの型にとらわれず自然体のリーダーシップ目指せばいい

目次

リーダーシップの苦手な総務リーダーの気持ちが楽になる3つの対策

それでは3つの対策をお伝えしていきます。

リーダーシップは生まれつきのものではない

「リーダーシップ」という言葉を聞くと、何人かの顔が頭に思い浮かびませんか?

私は子供のころ野球少年(補欠でしたが)だったので、その時のキャプテンやエースで4番打者の顔が今でも思い浮かびます。

この頃から「リーダーシップは生まれつき持っているもの」と長らく考えていましたが、社会人になってからは考え方が変わりました。

なぜなら、会社に同期入社した同僚の中にはとても物静かな人間もいたのですが、今ではリーダーや管理職として活躍している人達もいるからです。

あなたの周りにもそうした人がいないでしょうか?

そもそも、リーダーシップは生まれつきのものではなくて、働いていくうちに身につけていくスキルと考えたほうがいいでしょう。

もし、あなたがリーダーシップを発揮することに苦手意識があるのなら、それはまだスキルが身についていないだけのことです

つまりはリーダーとしての経験や行動を積むことで、徐々にスキルは身についていくものだと考えればいいのです。

今、リーダーシップを発揮できないからといって自信をなくす必要はありません。

理想のリーダーシップ像のイメージを変える

冒頭でお伝えしたようにリーダーシップと言えば

「私についてこい!」のようなタイプでメンバーをグイグイと引っ張っていく、常に一歩前に進む、強いリーダーでなければならない。

そんなイメージを持っている人が多いように感じます。

あなたはどんなイメージを持っているでしょう?

リーダーシップの定義を調べてみると、ウィキペディアでは次のように書かれていました。

「自己の理念や価値観に基づいて、魅力ある目標を設定し、またその実現体制を構築し、人々の意欲を高め成長させながら、課題や障害を解決する行動」

この文章を読むだけでもなんだかハードルが高く感じますね。

他にも、リーダーシップの条件が書かれた記事を見ると

コミュニケーション能力がある
行動力がある
判断力がある
育成能力がある
誠実性がある

などの項目がよく出てきます。

あなたもご覧になったことがあるかもしれませんが、

このとき、あなたの頭の中では、いつの間にかレーダーチャート図の各項目が満点である理想のリーダーシップ像を頭の中に描いていませんか?

そして、現在の自分と比較してしまうことで「リーダーシップを発揮するなんて無理・・・」と思ってしまう。

でも、そもそも個人の性格や価値観は異なるし、得意分野によってもリーダーシップのスタイルは変わります。

レーダーチャートで見れば、全般的に平均値のリーダーもいれば、ある項目だけが飛び抜けて高いリーダーもいるわけです。

つまり、本当は理想のリーダーシップなど存在せず、個人個人一人ひとりが、それぞれのリーダーシップ像を目指していけばいいはずですよね。

なのにリーダーシップは一つの型にはめようとする。

最近はダイバーシティ(多様性)に取り組まなければならない、お互いの価値観を尊重しなければならないと声高に叫ばれているのに

リーダーシップだけが型にはめられているのはおかしいと思いませんか?

だから、もうリーダーシップ像のイメージを変えましょう。

リーダーシップに理想はない。

型もない。

誰一人として同じスタイルはない。

自分のままの自然体なリーダーシップでOKなのです。

自然体リーダーシップを目指せばいい

では、自然体なリーダーシップを目指すにはどうすればいいのか、参考になるものがあれば考えやすいと思うので、6つのスタイルをご紹介します。

アメリカのダニエル・ゴールドマン氏はリーダーシップを次の6つのスタイルで提唱しています。

①ビジョン型リーダーシップ

未来への共通ビジョンをメンバーに示しながら進みます。ビジョン達成までの方法は押し付けずメンバーの自主性に任せます。

②コーチ型リーダーシップ

メンバーの能力を引き出し成長させながら組織の目標に結びつけます。モチベーションの高いメンバーには効果が高くなります。

③関係重視型リーダーシップ

メンバー間の人間関係を重視します。課題や目標達成よりもメンバーの感情面のニーズを大切にします。

④民主型リーダーシップ

メンバーの意見や提案を広く集めるなど、参加を通じてコミットメントを得ます。
結果よりもプロセスを重視します。

⑤ペースセッター型リーダーシップ

リーダーが難易度の高い基準を示し、自ら手本を見せます。メンバーにも成果の向上と迅速化を求めます。

⑥強制型リーダーシップ

リーダーの命令に従うことを強制し、メンバーはそれに従います。裁量権を握りすべての状況を把握しようとします。


6つのスタイルを挙げましたがどうでしょうか?

このスタイルに近いかなと思うものもあれば、どれもしっくりこないという場合もあると思います。

ここではあくまで参考として見てみながら、自分らしく自然体なリーダーシップってどんなものだろうか?

と、まずはひとつ紙に書き出してみてください。

それを仮でもいいので、自分のリーダーシップ像として行動してみる。

行動すれば結果が出ますし、さらに現実的な行動が見えてきます。

行動を繰り返していく中で、真の自然体リーダーシップのスキルが身についていきます。

先ほどお伝えしたように、リーダーシップに理想があるわけではなく、誰一人と同じスタイルはありません。

自分だけの自然体なリーダーシップでOKなのです。

まとめ

リーダーになったとき「リーダーシップ」という言葉を重荷に感じることがあるかもしれません。

もしリーダーシップに苦手意識がありスキルが不足しているのなら、これから一つひとつ身につけていけばいいだけです。

リーダーとしてレーダーチャートの得点が平均だからリーダーに向いていないとか、ある項目の点数が低いからといって自信をなくす必要もありません。

この社会の中には様々なタイプのリーダーがいます。

一人ひとり違っていて全く同じリーダーはいません。

誰かと比較することもせず、自分を型にはめない。

あなただけの自然体のリーダーシップを発揮するためにどう行動していくのかにフォーカスを当てていきましょう。

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