決断できない原因と決断できる自分になるために必要な3つのプロセス

私たちの生活は「決断」の連続です。

朝起きて何を食べるか、どんな洋服を着るかも決断のひとつ。

他にも転職、 起業、国家資格に挑戦したいなど、小さなものから大きなものまで決断しなければならないことは次から次にやってきます。

しかし。

大きなものになるにつれて「決断することができない・・」と悩むことがありませんか?

先延ばしにしても仕方ないとは思いつつも、不安が浮かんできて決断できない。

決断せずに先延ばしのままだと、チャンスや成長の機会を逃すことになります。

では、決断するためにはどうしたらいいのでしょうか?

それは、決断によって「失うものではなく、得られるものに焦点を向ける」ことです。

今回は決断できない理由と決断できる自分になるための方法についてお伝えしていきます。

目次

決断までの3つのプロセス

私たちは、毎日、大小様々な「決断」をしながら生きています。

この「決断」にいたるまでを小さく分けてみると、次の3つのプロセスがあります。

1.どこに焦点をあてるかを決める

2.出来事にどんな意味をつけるか決める


3.具体的にどんな行動を起こすか決める

例えば、「休日にゴルフに行く」と決断するときのプロセスを考えてみます。

焦点: ゴルフ場でプレーすること

意味: 自然の中でプレーできるのは楽しみ

行動: 前日から準備しておき朝は飛び起きる

「ゴルフ場でプレーすること」に焦点をあて、「ゴルフは自然の中でプレーできるから楽しい」と意味づけているから、ワクワク、ウキウキなどの高揚感が得られます。

だから、朝早くても仕事で疲れていても、飛び起きて行動できるわけです。

しかし、決断という言葉には「断」という文字が入っています。

なにかを選択すれば「断たれるもの、失うものがある」ということです。

ゴルフでいえば、プレー代がかかるからお金が減る、自宅でゆっくり過ごす時間がなくなるなど、失うものもありますよね。

だけど、ゴルフに行く人は失うものには目が向きません。

なぜなら、最初から焦点が「ゴルフ場でプレーすること」に向き、「ゴルフは楽しい」と意味づけしているからです。

決断できなくなる理由

では、次に「転職の決断ができない」ときのプロセスを考えてみましょう。

焦点: 今の会社を辞めること

意味: 辞めて転職すると給与が下がり待遇が悪くなる(かもしれない)

行動: 転職に向けての行動をしない

転職で失うものを考えてみると「給与が減る」「待遇が悪くなる」以外にも、「一緒に働いてきた仲間を失う」などがあげられるでしょうか。

転職を決断できない人は、この失うものばかりに焦点が向いています。

転職することによって、給与が上がったり、職場環境がよくなったり、もっと活躍できる機会が増える可能性もあるはずです。

得られるものもたくさんあるのに、偏った焦点や意味づけをしてしまうのです。

なにかを決断できないときは、この偏りが原因になっていることが多いです。

なぜ失うものに偏ってしまうのかというと「人は得るものよりも、今あるものを失うことに敏感だから」です。

心理的に「得を求めるよりも損を避ける気持ちが強くなる」のです。

例えば「資格を取得したい」と思っても、資格取得のスクールにすぐ申し込みする人は少ないものです。

なぜなら、お金をムダにしたくないという心理が働くからです。

資格を取得することで、得られるものもあるのに、どうしても失うものに焦点が向きます。

なかでも、焦点をあて意味をつけるプロセスは、無意識に行っていることがほとんどなので、得られるものをじっくり考えない傾向にあります。

決断できる自分になるための方法

では、もっと冷静に決断できるようになるためにはどうすればいいのか?

転職を例にするなら、得られるもの、失うもの、両方を紙に書き出してみることです。

なぜなら、書き出すことで客観的に判断できるようになるからです。

決断で失うものを書き出す

まず、転職で失うと思うものを思いつく限り書き出してみましょう。

例えば、

  • 今の職場とそこで働いている仲間を失う
  • これまで長年築いてきた人間関係がなくなる
  • 慣れ親しんだ仕事ができなくなる
  • この会社からもらう給与はなくなる

など、

失うと思うものを書き出したら

「それは本当に失うものなのか?」
「もし失ったとしたらどうなるのか?」

を考えていきます。

退職するのだから、今の職場に戻れないのは確かです。

でも、一緒に働いてきた仲間を失うことになるのでしょうか?

同じ会社で働くことができなくなっても、付き合い続ける人もいるはずですね。

慣れ親しんだ仕事ができなくなるのは、そのとおりです。

しかし、新しい会社で類似の仕事をすることもあるかもしれません。

失ったら本当に本当にどうにもならないほど困るものなのか?

仮に失ったとしても、別の手段で補う方法がないのか?

などを考えてみるのです。

そうすると、漠然と感じていた不安が消えて冷静に判断できるようになります。

決断で得られるものを書き出す

次に転職で得られると思うものを思いつく限り書き出してみましょう。

  • 新しい仲間ができて切磋琢磨できる
  • 新しい仕事に出会えるし経験も増える
  • 新しい会社から給与がもらえる

など、

書き出した上で、実際に自分が働いているところをイメージしてみるのです。

  • どんなふうに会話をしているだろうか
  • どのように成長しているだろうか
  • どんな独り言をつぶやいているだろうか

具体的にイメージしてみて、ワクワク、ウキウキするなど、心が反応するかどうかをチェックしてみます。

心が反応しているのなら、一歩前に踏み出すタイミングだと思います。

転職なら、情報を収集するとか転職サイトに登録するとか、小さな行動から始めてみればいいのです。

逆にイメージできなかったり、ワクワクしないのなら、転職したいとは思っていないのかもしれません。

「転職する」と決断するのは、未来が良くなると思えるからですよね。

それが感じられないのなら「転職しないこと」を決断してもいいのではないでしょうか。

もちろん、転職先がイメージどおりかどうかは働いてみないとわかりません。

イメージとは異なりうまくいかないこともあるでしょう。

うまくいかないのなら、そのたびに得られるもの、失うものを書き出してみて、最善と思える決断をしていくのです。

大きな決断をしたから人生が大きく変わるわけではなく、決断の積み重ねが人生を変えていくのです。

決断しないデメリット

ここまで決断できなくなる理由と決断できる自分になるための方法をお伝えしてきました。

決断しなければ、現状維持のまま1年、2年と時間だけが経過していきます。

決断しなかった過去を振り返ったとき、「あのとき決断しておけばよかった・・」と悔んだとしても、時は戻せません。

「もしあと1年で人生が終わるとしたら?」の著者であり、3,500人もの人を看取ったホスピス医、小澤竹俊さんによると、

よく現場で耳にするのは「もう一度家族と旅行に行きたかった」という声や「もっとチャレンジすればよかった」という声だそうです。

そして、より後悔のない人生だったと思えるための条件をあげるとすれば、次の4つになるとおっしゃっています。

いくつになっても新しい一歩を踏み出すこと
・自分で自分を否定しないこと
・家族や大切な人に、心からの愛情を示すこと
・今日一日を大切に過ごすこと

新しい一歩を踏み出すには、どこかで「決断」する必要があります。

より後悔のない人生にするためにも、少しずつ決断できる自分に変わっていきましょう。

最後に

決断することは、なにかを失うことでもあります。

だから、決断することが怖くなるかもしれません。

でも、実際のところ、なにを失うのか具体的にしないまま、やみくもに怖がっているだけの場合も多々あるのです。

だから、まずは決断によって得られるもの、失うものを明確にするため紙に書き出してみてください。

すると、客観的視点で最善と思える決断が見えてきます。

先行きが不透明で、将来の予測が困難である今の社会では、どこを探しても正解など見つかりません。

自分で決断して、うまくいかないときはまた決断する。

決断を繰り返し行動していける人が、豊かで充実した人生を手に入れることができるのではないでしょうか。

決断できる自分になるために、ぜひ今回ご紹介した方法を活用してみてくださいね。

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