周りへの影響力を高める総務人事になるポイント

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あなたは、周りへ影響力を与える人になりたいと思いますか?

総務人事の仕事は自分の部署で完結できないことばかりなので、他部署を巻き込むことが必要になりますよね。

だから、周りの部署や社員に影響力を与え、巻き込むことができると仕事がスムーズに進みます。

そこで、今回は周りに影響力を与える人になるポイントについてお伝えします。

目次

周りに影響力を高める総務人事になるポイント

「影響力」という言葉を国語辞書で調べると

「他に働きかけ、考えや動きを変えさせるような力」

と書かれてありました。

私は、この「影響力」という言葉を自分なりに解きほぐして

「思い込みを変えることのできる力」と定義しています。

思い込みとは深く信じこんでしまうことです。

例えば、いつも腕を組んで、にらむような目つきの社員がいて

この人に協力や同意を得たい仕事があるとします。

でも、こんな人を見ると、なにか気に障ることを言ったら

「怒鳴られるのでは・・」

と、怖くなって話しかけるのをやめようと思いませんか?

でも、よく考えてみれば、見た目と怒鳴るかどうかは関係ないですよね。

このように

見た目が怖い(A)= 怒鳴る(B)

というように

「A=B」と、信じ込んでしまうことってあると思います。

私たちはこうした思い込みをしてしまう生き物です。

でも、こうした思い込みがあることに気づき、

思い込みを変えて行動することで

相手がこちらの依頼を聞いてくれたり、行動してくれたりと自分が望む結果につながっていきます。

先ほどの例で言うなら、

「見た目が怖い=怒鳴る」から

「見た目が怖い=怒鳴る人もいるし、そうでない人もいる」

のように思い込みを変えていくと

まずは話しかけて様子を見てみようとか、なにかしらの行動を起こせるようになりますね。

その行動を起こしたからこそ、結果として、協力や同意などにつながるわけです。

思い込みを変えると相手に影響力を与えられる

人に影響力を与えるためには自分を変化させること

これは心理術の勉強をしていて知ったのですが

「人は自分に与えている影響以上に、他人に影響を与えることはできない」

と、言われています。

私はこの言葉を解きほぐして

「人に影響力を与えるには自分を変化させること」

と、捉えています。

例えば、手間のかかる仕事があなたの目の前にあったとして

部下や同僚にその手間のかかる仕事に踏み出してもらいたいのなら

普段自分がどれだけ手間のかかる仕事に踏み出しているのかが重要になります。

でも、自分は「手間のかかる仕事=面倒くさい」と思いこんでいて、ズルズルと先延ばししている。

その状態で、相手に手間のかかる仕事を依頼しても、相手は同じように面倒くさいと考えるから動いてくれません。

もしくは動いたとしても動きが鈍い。

相手はあなたのことをよく見ていますから、同じ思いになるんですね。

でも、あなたが

「手間のかかる仕事=自分の成長につながること」

のように捉えていて、積極的に行動しているのなら、それは相手に伝わります。

あなたを見て、相手が

「手間のかかる仕事は面倒なことでなくて、自分の成長につながることなんだ」

と思い直すと、当然行動も変わります。

その仕事に前向きに取り組むでしょうし、結果が出るのも早くなります。

つまりは、自分の思い込みを変えることで、相手に影響を与えていることになるわけです。

このように普段から自分はどんな思い込みがあるのか

部下や同僚はどんな思い込みがあるのか

を意識していくことが、影響力を与える人になるためのポイントになります。

「できない」が「できる」に変わり、結果を生み出す

この思い込みについて、他の例でも説明してみます。

たとえば、はじめは

「自分にはできないなあ」

と、思っていたことが、なにかのきっかけで

「できるかもしれないな、やってみよう」

となって行動したことがないでしょうか?

私のクライアントさんで、難関資格にチャレンジしたいけれど、合格率が低いから自分にはムリだろうと思っていた人がいました。

でも、あるきっかけで「自分にもできるかもしれないな」と思えてきて、実際に資格を取得できたのです。

そのクライアントさんは当初「資格取得=できない」と思いこんでいたのが

「資格取得=できるかも」に変わったわけですね。

だから「勉強する」という行動を起こして、合格証書を手に入れることができた。

このように思い込みが少し変わるだけでも結果に与える影響は大きいのです。

これは仕事で誰かに影響を与えたいときも同じです。

「〇〇の仕事は自分にはできないけれど、あなたならできると思うよ」

と、言っても説得力はありませんから、相手は動かないですよね。

先ほどお伝えしたように

「人に影響力を与えるためには自分を変化させること」が必要です。

「〇〇の仕事は自分にもできる」

「助けが必要かもしれないけどできる」

と、自分に対して思い込みがあれば、その方向での言動が自然に現れてきます。

その言動を周りの同僚や部下などが見れば

「自分にもできるかもしれないな」

と、思いこんでいきます。

すると、新しい仕事や少し難易度が高い仕事にも挑戦できるようになっていくのです。

このように思い込みを変えることは、周りの同僚や部下などにも影響を与えることになるのです。

影響力を与えることのできない人の特徴

一方で影響力を与えることのできない人の特徴を見てみると

「こうしてほしい」
「こういうことをやりたい」

と、言わないことです。

言わないということには、何かしらの理由がありますよね。

  • 言ってもダメだろう
  • ムダだろう

などと、思いこんでいないでしょうか。

もしくは、「こうしてほしい」と依頼しても

「NO」の言葉が返ってきたら怖い、嫌だという思いがあるからかもしれませんね。

そこには、これまでお話してきた思い込みがあります。

「NOと言われる=自分を否定されている、嫌われている」

という思い込みです。

でも、考えてみれば相手にも都合があり、異なる考え方もあります。

NOと言うか、YESと言うかは相手次第です。

仮に相手がNOと言っても、決してあなたの人間性を否定しているわけではなく、嫌ってい
るわけでもありません。

仮にあなたが逆の立場になったとして、相手から何かをお願いされて、NOと言うとき、相手の人間性を否定しようという気持ちなんてありませんよね。

だから、周りの部署や社員に影響力を与え、巻き込んでいくために

NOと言われることを恐れずに

「協力してほしい」
「手伝ってほしい」
「意見がほしい」

などと、仕事を前に進めるために必要なことを相手に求めていきませんか?

もしNOと言われたとしても

その理由がわかるから、それをもとに次の方法を考えて行動していけばいいだけです。

このように思い込みを変えて行動していくと、周りに与える影響力が少しづつ大きくなっていきます。

最後に

今回は周りに影響力を与えるためのポイントについてお伝えしてきました。

影響力を与える人になるためには、まず自分の思い込みに意識を向けてみてください。

「A=B」と思いこんでいないか?

もし思いこんでいると気づいたなら、どんな思い込みに変えていくことが自分にとって役立つのか考えてみてください。

思い込みが変わると言動が変わります。

その言動で相手の思い込みも変わって、こちらの依頼を聞いてくれたり、行動してくれるようになったりと、結果にも影響を及ぼします。

「人は自分に与えている影響以上に、他人に影響を与えることはできない」

という言葉のとおり、自分に影響を与えている「思い込み」に気づくところから、ぜひ始めてみてくださいね。

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