充実した人生にするために必要な感情のマネジメント方法

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充実した人生にしたい!

誰しもそう思いますよね。

この「充実」という言葉を辞書で調べると「中身が満ち足りていること」と出てきます。

つまりは、どれだけ満ち足りているかということであり、そこには人の「感情」があるわけですね。

ということは、人生を充実したものにするためには、感情のマネジメントが重要になります。

そこで今回は、感情のマネジメントの意味やその方法についてお伝えしていきます。

目次

充実した人生には「感情」が必須である

はじめに、なぜ充実した人生にするためには「感情」が重要なのかという話をします。

例えば、あなたが今の会社では先行きが不安だし給与も上がらない。

そのため「お金をもっと稼ぐ」という目的のために起業したとします。

そして売上も伸びていき、起業は達成できたし、お金も手に入った。

しかし、忙しくて家族との時間が取れず、文句を言われているとしたら、そこに「充実感」はないわけですね。

充実感がなければ、

  • なんのために起業したのか・・
  • お金があっても楽しくない・・

という人生になってしまいます。

つまり、何をお伝えしたいかというと

本当に得たいものは「お金」ではなくて、充実感や幸せ感という「感情」である

と、言うことです。

仕事で成果を出したり、目標を達成したりするのは、この感情を得るためのプロセスに過ぎません。

さらに言えば、仕事の成果や達成から、求めている充実感という「感情」が手に入るわけではないということです。

もちろん、生活していくためにお金はとても大切です。

大切だけれど、お金があったとしても充実感は得られないことがあるわけですね。

「達成」を追い求めても充実した人生にならない

次に「成果」や「達成」について考えてみましょう。

あなたは「成果」や「達成」という言葉について、どのような意味づけをしているでしょうか?

例えば「達成する=頑張って成し遂げるもの」という意味づけをしているのなら、下記の図のように苦しい状態が続きます。

苦しい中で頑張って目標を達成したときは「やった!」という達成感を得られかもしれませんが、その達成感はすぐに消えていきませんか?

お金がたくさん稼げた、資格に合格した、スポーツ大会で優勝した、こうした目標を達成したとしても、その達成感は翌日くらいから薄れはじめていき、1ヶ月も経たないうちに消えてしまう。

そして、また新しい目標を達成するために、苦しみながら頑張っていくことになります。

これでは、人生の大半が「苦しい」で終わってしまいます。

つまり「成果や達成は苦しいものである」と意味づけしていると、たとえ成果を出し達成できたとしても、充実した人生にはならないということになります。

充実した人生にする人とそうでない人の違いとは?

その一方で、成果や達成を苦しいものとはとらえず、軽やかに進んでいく人もいるわけです。

ここでは、軽やかに進んでいく人を「進化の人」、苦しんでいる人を「停滞の人」と区別して説明したいと思います。

停滞の人とは

まず、停滞の人とは「出来事があって感情が動く人」と定義します。

この人たちは、目標を達成したら充実感が得られるとか、成功すれば幸せになれるというように、何か外的な出来事が起きることで感情が動き、それが自分の人生を良い方向に導くと考えています。

つまりは外的な出来事によって、自分の人生が左右されてしまうことになります。

進化する人

それに対して、進化する人とは「感情を動かしてから行動し、新たな出来事を生み出す人」と定義します。

この人たちは、自分の感情をマネジメントすることで新たな行動が生まれ、それが新たな結果を生むと考えています。

自分の中で、これまでとは異なる新しい感情をつくることによって、新しい行動や選択ができるようになり、それが新しい出来事を生んでいく。

そして新しい出来事により、また感情が動いていき、さらに新しい出来事を創り出していくというサイクルを回していくわけです。

ここで大事なポイントは、新しい「行動」や「選択」をしてくために、まず自分の「感情」を動かしていくことです。

ここを意識できるかどうかが、停滞する人になるか、進化する人になるかの分かれ目になります。

充実した人生は新しい感情から生まれる

何か新しい出来事、新しい成果を得るためには、当然ながら新たな行動や選択が必要になります。

そのため、先ほどお伝えした進化する人は、新たな行動や選択をするために、自分の感情を新しくしたり、変えたりしてマネジメントしているわけです。

なぜなら、感情が変わらない限り、行動や選択を変えようとしても長続きしないからです。

感情は行動を動かす大きなエネルギーです。

例えば、あなたが転職を考えて資格を取るために勉強を始めたとしましょう。

その際、「資格の勉強=苦しいもの」と意味付けてしまうと、毎日の勉強は辛く、継続することが難しくなります。

しかし、「資格の勉強=成長のチャンス」や「資格の勉強=転職の切符」と感じることができれば、それは新たな感情を生み出します。

すると、勉強する時間を増やす選択をしたり、すでに資格を取得している人に話を聞きにいってモチベーションを高めるなどの行動をしたり、行動や選択を変える原動力になります。

結果として、資格取得にグッと近づいていくわけです。

このように、新しい出来事や成果を生み出すためには、自分の感情をうまくマネジメントすることが重要になります。

充実した人生にする感情マネジメント方法

では、具体的に感情をマネジメントするためには、どうしたらよいのでしょうか。

そのための一つの方法として、「入口と出口の感情をマネジメントする方法」があります。

入口の感情をマネジメントする

ここで言う「入口の感情」とは、何かを始めるときの感情のことを指します。

例えば、仲間とのバーベキューの準備をするとき、面倒な作業も苦にならないのは

それを通じて得られる楽しい思い出や、美味しい食事、友達との楽しい時間などのワクワク感をイメージするからですよね。

これが「入口の感情」になります。

同様に資格の勉強するときも、「新しい知識が増える喜び」や「成長している自分」をイメージしておくと、勉強への取り組み姿勢が変わります。

勉強するために軽やかに机に向かえたり、「やりたい」という気持ちが出てきたりします。

出口の感情をマネジメントする

次に「出口の感情」とは、ある行動を終えたとき、あるいは目標を達成したときに感じる感情のことを指します。

例えば、資格の勉強が終わったとき、試験に合格して資格を取得できたとき、どんな感情になるでしょうか?

  • 自信がついている自分
  • 学んだ知識を業務で活かしている自分
  • 後輩に教えてあげている自分

そのときの喜びやうれしさ、満足感などの感情をイメージしてみましょう。

  • 心が高ぶっている気持ち
  • 晴れやかな気持ち
  • 喜びがわきあがる気持ち

これが「出口の感情」であり、この感情を意識的にイメージすることで、自分の行動に対するモチベーションを高めていけます。

他にも、この感情を感じるために、どう行動をして、どう選択をしていけばいいのか、軽やかに考えられます。

いつもとは異なる場所で勉強してみようとか、もっと効率的な勉強方法はないかと探したり、自らの力で選択や行動を変えていけるようになります。

この入口と出口の感情をマネジメントすることは、重要なポイントになります。

ぜひ実践して体感してみることをオススメします。

最後に

今回は、充実した人生にするために必要な感情のマネジメントについてお伝えしてきました。

資格の勉強を例にとりましたが、これはあなたが直面しているどんな課題にも応用可能です。

まずは、日々の生活の中で「入口と出口の感情」を意識してみることから始めてみてください。

小さなことからでいいのでやり始めて見ると、その効果を実感してもらえると思います。

その体験が、いまあなたが抱えている課題に対する感情を変え、新たな行動や選択を促すきっかけになるはずです。

今回お伝えした感情のマネジメントが、より充実した人生にしていくためのヒントになることを願っています。

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