仕事で目標達成するために大切な2つのこと

目標を達成している女性

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あなたは、社内教育の一環として、社内外の研修やセミナーに参加することがないでしょうか。

リーダー研修や管理職研修、スキルアップセミナーなど、いろいろありますよね。

そうした研修に参加したときのことを思い出してほしいのですが

終わった直後は「明日からやるぞ!」と、気持ちが高ぶっていたのではないでしょうか?

でも、翌日、出社したあたりから気持ちが薄れてきて、1週間もすると

「あのセミナーでみなぎっていた熱はどこにも見当たらない・・」

このように、せっかく頑張ろうと思えたのに気持ちが持続しないのは、エフィカシー(自己効力感)が下がってしまったからです。

エフィカシーが下がると目標達成に対して腰が重くなり、「自分にはムリかも・・・」で終わってしまいます。

それでは目標達成できませんよね。

そこで、今回は目標を達成していくために、エフィカシーを高め持続させていく方法についてお伝えしていきます。

結論
  • 目標を達成しているモデルとなる人にふれていくこと
  • イメージの中でモデルになる人を感じていくこと
目次

仕事で目標達成するために大切な自己効力感

エフィカシーが高まっている人

エフィカシーは「自己効力感」と呼ばれたりしますが、「自分には目標を達成できそうだと感じられる力」のことを言います。

例えば、リーダー研修に参加したとしましょう。

講師の話を聞きながら、部下とのコミュニケーションの取り方や

自分の目標設定と解決のポイントなどを身につけていきます。

そして、研修の最後には、参加者がひとりひとり、

「明日からどんな行動をしていくか」を発表して

場が盛り上がっていく瞬間を経験したことがあると思います。

そのとき、研修参加者の頭の中では、どんなことが起きているでしょう?

きっと、自分が部下と上手にコミュニケーションしながら、目標達成しているイメージが浮かんでいると思います。

だから、「達成できそうだ!」と気持ちが高ぶっているんですね。

つまり、エフィカシーが高まっている状態なわけです。

当然やる気も高まっていくし、行動にもつながっていきます。

でも、時間が経つと、エフィカシーが下がっていきます。

なぜなら、目標を達成しているイメージがだんだん薄れていくからです。

薄れていくと、「よしやるぞ」が「自分にできるだろうか・・」に変わり

最後には「自分にはムリかも。。」と、エフィカシーがどんどん下がっていく。

これでは、目標達成に向けて、やる気がわかないし行動もしなくなります。

つまりは、「達成しているイメージを常に意識しておくこと」がエフィカシーを高め持続していくうえで重要なのです。

エフィカシーを高め持続していく2つの方法

では、どうすればエフィカシーを高め持続させていくことができるのか。

今回は2つの方法をお伝えしていきます。

目標を達成しているモデルとなる人にふれること

1つ目は、目標を達成しているモデルとなる人にふれていくことです。

ふれていくとは、会話をしたり、アドバイスをもらったりすることです。

社内にモデルがいるとき

モデルになる人にふれる

例えば、社内で目標を達成し活躍している先輩や上司がいるのなら、その人に話を聞きにいきます。

普段からどんな考え方をしていて、なにを重視しながら仕事をしているのか聞いてみたり、

目標はどのように設定していて、進捗管理はどう進めているのか?

モデルとなる人がよく使っている言葉や表現なども含めて、その人にふれてみるのです。

すると、その人が持っているエフィカシーを肌で感じることができます。

相手が持つエフィカシーを直接感じると、自分のエフィカシーを高めるきっかけになります。

なぜなら、ミラーニューロンと呼ばれる神経組織が活性化するからです。

ミラーニューロンとは、その名のとおり、鏡のように相手の動きを映しとり、マネをするような働きをする脳内の神経細胞のことです。

例えば、赤ちゃんが親の笑っている顔を見るとマネしたり、動きをあわせたりすることがあります。

これは親の行動や言葉などを自分の脳内で再現して、自分が体験したように感じているからです。

他にも、オリンピックなどの競技会で、メダルをつかんだ選手の涙を見て、もらい泣きしたことはありませんか?

これも、自分が体験していなくても、相手の言葉や行動を見ただけで、ミラーニューロンが働いているからです。

スポーツや音楽などで、1流になるには1流の見本を見せるほうがいいと言われるのも

相手の動きを観察することで、脳内では自分が相手と同じ体験をしているかのように細胞が活性化するからです。

つまり、何が言いたいかというと

モデルの人に直接ふれていくことでミラーニューロンが働き、相手の行動や言葉を自分の脳内で再現して、自分が体験したかのように感じていけるのです。

そうした体験を通すことで、自分の目標が達成していくイメージが浮かびやすくなるため

エフィカシーを高め持続させていくことができるのです。

モデルの人を探すときに注意してほしいのは、完璧な人を探さないことです。

目標を達成していて、性格もよくて、面倒見がよくて、みたいに、理想の人はそういません。

だから、その人の全部ではなくて、一部をモデルにしてみるという考え方にしてください。

社内にモデルがいないとき

モデルをSNSで探す

社内にモデルとなる人が見つからない場合は、社外を探しましょう。

いまは、TwitterやYouTube、メルマガなどで発信している人がたくさんいます。

その中で、モデルになる人がいないか探してみるのです。

そのモデルの人と直接会って話ができれば一番いいですが、現実的でなければ、その人の書く文章や音声、動画などでふれる量を増やしていきましょう。

そうすると、

このモデルの人はこんな考え方をするんだな。

だから、このような行動をしているんだな。

と、だんだんわかってきます。

そのときに注意してほしいのは、

「こんなすごい人に自分はなれない・・・」と、ネガティブな感情を持ってしまうことです。

それでは、逆効果になってしまいます。

目的は、自分のエフィカシーを高めて持続していくことです。

だから、まずは、その人にふれる時間と量を増やしていくことに、フォーカスしていきましょう。

イメージの中でモデルになる人を感じていくこと

モデルになる人をイメージしていく

2つ目は、イメージ中で、モデルの人になりきってみることです。

モデルの人になりきってみて、

今の自分の状況に立ったとき

  • モデルの人ならどう考えるか
  • なにを優先するだろうか
  • どう選択するだろうか

と、イメージしてみるのです。

目標を達成している人の考え方や行動の仕方などを借りてくるのです。

なぜそうしたことをするかというと

今の自分の考え方や行動の仕方ではエフィカシーが高まらず持続できていないわけです。

そうした状況の中で、エフィカシーを高めようとしても無理矢理感がありますよね。

だから、目標を達成しているイメージを浮かべようとしても、形にならないことが多い。

そこで、「あのモデルの人ならどう考えるか?」

と、目標を達成している未来側の視点を借りて、考えるようにしていくのです。

そうすると、これまで自分の中にはなかった考え方や価値観、選択方法、新しい発想などが浮かんできます。

そのとき、これまでの自分とは異なる考え方などが出てくるので、違和感や拒否感みたいなものが出てくるかもしれません。

それは自分の変化の兆しだと捉えてみましょう。

このようにモデルの人になりきってみて、イメージをしていくとエフィカシーが高まり持続していきます。

モデルの人の考え方などは、相手の情報にふれていないとイメージがしにくいです。

だから、先ほどお伝えしたように、相手にふれる時間や量をできるだけ増やしていくことをおすすめします。

最後に

今回は目標を達成するために必要なエフィカシーを高め持続していく方法についてお伝えしました。

エフィカシーを高め持続していくことができると、それは目標を達成していくための大きなエネルギーになります。

まずは、自分の周りや社内にモデルになるような人がいないか探してみてください。

もし、いなければSNSなどを使って社外へ探しに行きましょう。

そして、その人になりきって

今の自分の状況なら

  • どう考えるか
  • なにを選択するのか
  • どんな行動をするのか?

などと、考えてみてください。

モデルになる人とふれていくことで、エフィカシーを高め持続していくことができますし

モデルの人の考え方などが自然と自分のものに変わっていきます。

ぜひ、試してみてくださいね。

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