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仕事のイヤな気持ちを切り替える方法
会社で仕事をしていると、イヤな気持ちになることがありますよね。
上司から怒られたり、仕事でミスしたり。
うまくできなくてバカにされたり。
上司や部下との関係がうまくいかずに悩んだり。
「イライラ」
「ムカムカ」
「クヨクヨ」
「ゾクゾク」
などがカラダの中でうごめいている感じがして、なんともイヤな気持ちになりませんか。
そんなとき、あなたはどうしてる?
そのイヤな気持ちを切り替えようとしますよね。
例えば
- 旅行
- お酒
- 食事
- パチンコ
- ゲーム
などを通して、切り替えようとしているのではないでしょうか。
それでスッキリできて、また明日から頑張れるのなら問題はありません。
でも、あなたはイヤな気持ちを切り替えようとするけれど効果がない
と、感じているのではありませんか?
もし、そのままにしておくとメンタルを悪化させるだけです。
そこで、今回はイヤな気持ちを切り替えて、豊かな仕事人生にしていくための方法についてお伝えします。
- イヤな気持ちは消せない
- 絶望を感じることで豊かな仕事人生にしていける
イヤな気持ちのときの行動パターン
仕事でもプライベートでも、生きていればイヤなことが起こります。
とくに仕事は、多種多様な人たちと関わりながら進めていきますから、
プライベートよりもイヤな気持ちになることが多いのではないでしょうか。
そこで、あなたがイヤな気持ちになったとき、どんな行動をしているのか思い出してみてほしいのです。
代表的な行動パターンを3つあげてみるので、どれに当てはまるか考えてみてくださいね。
気を紛らわす系
まず1つ目は「気を紛らわす系」です。
この世の中、気を紛らわしてストレスを発散するための方法はいくらでもありますよね。
先ほどお伝えした
- 旅行
- お酒
- 食事
- パチンコ
- ゲーム
以外にも
- ドライブ
- YouTube
- 競馬・競輪
- 買い物
- 人へのやつあたり
などなど。
方法はいくらでもあります。
離れる系
2つ目は「離れる系」です。
イヤな気持ちになる場所から早々に立ち去る。
なにかと理由をつけて不安になるような仕事は遠ざけたり、先延ばしにする。
社内でも気心の知れた人としか付き合わず、他の人と関わるのを避ける。
など、イヤな気持ちや考えを思い起こす場所や人、状況から離れようとします。
考える系
3つ目は「考える系」です。
あのときなんで失敗してしまったんだろう・・と、過去にとらわれる。
なんで嫌われてしまったんだろう・・と、はっきりしない原因を考える。
今度の仕事うまくいかないかも・・と、まだどうなるかもわからない未来を心配し続ける。
など、過去、未来を行ったり来たりしながら考え続けてしまいます。
3つの行動パターンをあげてみましたが、あなたはどれに当てはまりますか?
私は気を紛らわす系が60%、離れる系が40%くらいです。
とくにお酒を飲んでいる時間はイヤなことを忘れられるので、よく飲んでいた時期がありました。
他にも、自分が成長できそうな仕事があっても「やったことがないから・・」と、遠ざけたりしてましたね。
イヤな気持ちを切り替えるためにやってしまうこと
あなたの行動パターンは役に立っていますか?
では、あらためて、あなたにおたずねします。
あなたの行動パターンを振り返ってみたとき、その行動は役に立ったと思われますか?
どの行動パターンを選んだとしても、時間、お金、エネルギーなどを注いできたと思います。
そして、短期的には安心感を与えてくれたり、不安や悩みが減り、避けることができた。
でも、長期的に見ると、どうでしょう?
イヤな気持ちは切り替えられたでしょうか?
私にとって友人とお酒を飲んでいる時間は、イヤな気持ちから離れて楽しいものでした。
でも、朝起きた瞬間に、またイヤな気持ちが浮かんでくる。
おまけに身体はしんどいし、何もいいことがない・・
これは私の一例であり、行動パターンの結果は人によって異なりますから、もっと長く効果が続く人もいるでしょう。
しかし。
そう長くは続かないですよね。
そのためにどんな代償を払いましたか?
では、イヤな気持ちを切り替えるために行動した結果、どんな代償を払ってきたか考えてみたことがあるでしょうか?
例えば、時間、お金、自分のエネルギーがあげられますし、他にも健康、人間関係などが出てくるかもしれません。
お伝えした3つの行動パターンのうち「気を紛らわす系」は依存に陥ることもあります。
お酒、パチンコ、ゲームなどは依存症となる場合もあり、生活面・健康面・人間関係などにも大きな影響を及ぼします。
他にも長期的に見てみれば、大切なことを経験するチャンスや自分を成長させる機会を逃したり、あきらめたりしているかもしれません。
長期的に見て生きやすくなっていますか?
ここまで振り返ってみてどう思われたでしょうか?
イヤな気持ちを切り替えるための行動は短期的には効果がありますよね。
でも、長期的には効果がなかったのではないでしょうか。
もちろん、私やあなたが行動してきたことは間違いではありません。
お酒を飲んでるとき楽しかったのは事実ですし
パチンコをやっているときは気分が良かったでしょうし
旅行では開放感を味わえたのも事実。
イヤな気持ちが切り替えられたように思えるときもある。
でも、長期的にみればイヤな気持ちはなくならないのです。
では、ここであなたにおたずねします。
イヤな気持ちを切り替えようと行動したことで、日々の仕事や健康、お金、時間、人間関係などにも代償を払っていた。そういう職業人生をこれからも続けたいですか?
答えは「NO」ですよね。
仕事のイヤな気持ちを切り替える方法
絶望を感じてみる
答えが「NO」であれば、これまでの行動とは別の方法を試していくしかありません。
そのための一歩として、オススメするのは
これまでの自分の行動を振り返り
「長期的には自分の役に立っていなかったんだ」
と、ある意味「絶望」を感じることです。
- 自分がやってきた行動は意味がなかったんだ。
- 使ったお金や時間やエネルギーはムダだったんだ。
- 仕事で成長する機会や大切なことを経験するチャンスを失ったんだ。
- このままでは、イヤな気持ちをずっと抱え、振り回されることになる。
- 豊かな職業人生にはならないんだ。。
と絶望的な気持ちを感じてみるのです。
すると、不思議なもので私たち人間は
「そんなの嫌だ!」
「なんとかしたい!」
「現状を変えていきたい!」
という気持ちがわいてくるのです。
つまりは、絶望することが豊かな職業人生にするための一歩になるのです。
イヤな気持ちを受け入れる
絶望を感じたあとに行うこととして、私がおすすめするのは、イヤな気持ちをそのまま受け入れることです。
ここでいう受け入れるとは、我慢したり耐えることではありません。
イヤな気持ちが身体の中にあるけれど、雲のようにふわふわと浮かんでいるイメージをしてもらえたらと思います。
イヤな気持ちを第三者的に見ている感じですね。
そうすると、イヤな気持ちから少し距離を取ることができます。
距離が取れると、自分の身体の中にスペースが生まれます。
ゆとりといったほうがいいかもしれませんが、落ち着くことができるんですね。
すると
- 自分はどうしたいのかな?
- そのためにどんな方法があるかな?
などと、冷静に考えることができるようになります
そのうえで
- 自分の理想としてはどうなりたいのだろう
- どんな環境にいたいのか
- どんな人間関係を望んでいるのか
- なにを大切に生きたいのか
などを具体的に描いていきます。
そして、そのために、いまできることはなんだろうか?
と、具体的に行動できるレベルまで考えたうえで一歩を踏み出していくのです。
大きなことでなくて構いません。
小さな一歩でOKです。
その一歩は必ず豊かな職業人生へとつながっていきます。
最後に
仕事では、イヤな気持ちになることがあります。
そうは言っても、誰しもイヤな気持ちにはなりたくないですよね。
ずっと幸せな気持ちで過ごしていたい。
だから、なんとかイヤな気持ちを切り替えようと行動するわけです。
それは短期的には有効でも長期的にみれば意味のないことが多い。
結局、時間、お金、エネルギーなどの代償を払うだけになってしまいます。
その代償を払い続ける人生でいいのでしょうか?
答えはNOですよね。
であれば、もう他の方法を取り入れていくしかありません。
これまで行ってきた行動は自分の役には立たなかったんだと、絶望を感じてみる。
そして、受け入れていく。
人生を豊かにしていくために、イヤな気持ちとうまくつきあっていきましょう。