「お金をもらえない」カウンセラーの罪悪感、あなたはどのタイプ?

あなたは、カウンセラーやコーチとして活動しているのに、クライアントにお金を請求できずに悩んでいませんか?
- 次回から有料にしようと思っているのに、いざ相手の顔を見ると言い出せない
- 無料でセッションを続けているけれど、このままでは収入にならない
そんな人は決して少なくありません。
そしてその奥には、多くの場合「罪悪感」があります。
でも、罪悪感の正体を、あなたはきちんと言葉にできていますか?
実は、罪悪感は人によって感じ方がまったく違います。
「怖い」と感じる人もいれば、「悲しい」と感じる人もいます。
「自分が嫌い」になる人もいれば、「なんとなくモヤモヤする」人もいます。
今回は、「お金をもらえない」と悩むカウンセラー・コーチの方が感じる罪悪感を4つのタイプに分けてお伝えします。
自分のタイプを知ることで、今日から踏み出せる一歩が見えてきますよ。
そもそも「罪悪感」とは何でしょうか?

罪悪感というと、一つの感情のように思いがちですよね。
でも、実はそうではないのです。
罪悪感とは、複数の感情が同時にぶつかり合って生まれる状態のことです。
例えば、クライアントに「次回から有料にしたい」と言えなかったシーンを思い浮かべてみてください。
ホッとした気持ちと、虚しさと、自分への怒りなどが、ごちゃ混ぜになっていませんでしたか?
あの複雑な感覚が、まさに罪悪感の正体です。
各感情の大きさも、感じ方も人それぞれ異なります。
つまりは、解決の糸口も人によって違うということです。
まず自分がどのタイプかを知ることが、最初の一歩になります。
あなたの罪悪感はどのタイプですか?

以下の4つのタイプを読んでみてください。
あなたが、一番「近い」と感じるタイプはどれでしょうか?
どれか一つだけ当てはまることもあれば、二つ以上が混ざっていることもあります。
タイプ1:恐れ型「嫌われたら、どうしよう」
「今日こそお金の話をしよう」と決めていたのに、セッションが始まった途端、その決意が揺らいでしまいます。
例えば、こんな場面です。
クライアントのAさんが、「先生のおかげで、本当に楽になれました」と涙ぐみながら話してくれている。
その表情を見た瞬間、喉まで出かかっていた「次回からは〇〇円で」という言葉が消えてしまい、「次回も無料でいいですよ」と言ってしまう。
ZOOMの終了ボタンを押したあとに、自分でも理由がわからないまま「また言ってしまった」ことに気づきます。
このタイプの人の頭の中では、こんな言葉が無意識にぐるぐると回っています。
- 「高いと思われたら?」
- 「がっかりされたら?」
- 「今まで築いてきた信頼関係が壊れたら?」
セッション自体はとても丁寧で優しい、相手への配慮も深いです。
だからこそ、「お金を請求する」という行為が、その温かい関係を壊してしまうのではないかと感じてしまうのです。
- 「お金の話をしたら、がっかりされるかもしれない」
- 「今まで築いてきた信頼が、一瞬で崩れてしまうかもしれない」
その怖さが、行動を止めているのです。
この罪悪感の正体は、「嫌われることへの恐れ」です。
タイプ2:悲しみ型「私には、その価値がないのかも」
数十万円をかけて資格を取りました。
週末を返上して勉強しました。
それでも、なぜかお金を請求できない。
こんなシーンをイメージしてみてください。
夜、スマホでインスタグラムを開くと、「月商100万達成!」という投稿が目に入ります。
プロフィールを見ると、自分より10歳以上若いコーチです。
- 「この人は若いのに、なぜこんなに稼げているんだろう」
- 「私は数十万円かけて資格まで取ったのに、1円も稼げていない」
- 「やっぱり私には、人からお金をいただけるほどの力がないのかも」
と、スマホの画面をOFFにして、ため息をつく。
このタイプの人は、お金を請求しようとする前に、自分の中で諦めてしまいます。
「どうせ断られる」「まだ実力が足りない」「もう少し経験を積んでから」と、請求するという行動を先送りにし続けてしまうのです。
その気持ちはよくわかります。
でも、「準備が整ってから請求しよう」と思っている限り、そのタイミングは永遠に来ないのです。
この罪悪感の正体は、「自分の価値への疑い」です。
お金を受け取る資格が自分にあるのかどうか、心の奥底で信じられていないのです。
タイプ3:嫌悪型「また、やってしまった。なぜ私はこうなんだ」

無料で続けているうちに、気づけば相手の態度が変わってくることがないでしょうか。
例えば、セッションの前日の夜遅くに、Bさんからメッセージが届きます。
「明日、急用ができてしまって……また改めてご連絡します」
これで2回目のキャンセルです。
事前に準備していたのに…と、怒りがこみ上げてきます。
でも、その怒りは不思議なことに、Bさんではなく自分に向かいます。
- 「無料だから軽く扱われるんだ」
- 「でも有料にする勇気もない私が悪いんだ」
- 「結局、無料のままなんだ」
Bさんからのメッセージを読み返しながら、どこにもぶつけられない怒りと情けなさが、じわじわとこみ上げてきます。
このタイプの人は、無料を続けながら、自己嫌悪のループから抜け出せない状態にあります。
心のどこかでは「無料だからこそ、相手も軽く扱うのだ」とわかっています。
「次回から有料にします」と言えばいいだけだとも、頭ではわかっています。
でも、いざ相手の顔を見ると、その言葉が出てこない。
結果として、「ドタキャンされても何も言えない関係」が続いてしまうのです。
この罪悪感の正体は、「自分で決めたルールを守れない自分への嫌悪」です。
「有料にしよう」と決めたのに、また無料にしてしまった。
その繰り返しが、じわじわと自己嫌悪を積み重ねているのです。
タイプ4:喜び型「いい人でいられた。でも……なんかモヤモヤする」
例えば、こんな場面です。
Cさんが「今日も本当にありがとうございました。先生がいてくれて助かります」と深々と頭を下げてくれた。
その言葉が嬉しくて、「次回も無料でいいですよ」と自然と口から出ている。
役に立っているんだと、温かい気持ちにもなれる。
でも、セッションが終わり、ひとりになったとき、モヤモヤが込み上げてくる。
なぜ、このモヤモヤが生まれるのでしょうか。
それは、「感謝されること」と「プロとして認められること」が、混ざってしまっているからです。
「ありがとうございます」と言われると、満たされた気持ちになりますよね。
でもその満足感は、あくまで「いい人でいられた」という安心感です。
「プロとして価値を認められた」という感覚とは、少し違います。
無料を続けている限り、どれだけ感謝されても、心のどこかで「本当に認められているのかな」という疑問が消えないのです。
この罪悪感の正体は、「感謝されているのに、満たされない」というモヤモヤです。
本当は、感謝だけでなく、プロとして対価をいただくことで初めて得られる満足感を、あなたは求めているのではないでしょうか。
タイプは違っても、根っこは同じです

4つのタイプを読んで、どれかに「近い」と感じていただけましたか?
恐れ型も、悲しみ型も、嫌悪型も、喜び型も、表に出てくる感情はバラバラです。
でも、どのタイプにも共通していることがあります。
それは、「本当はプロとして、きちんと報酬をいただきたい」という気持ちがあるということです。
自分の銀行口座に、クライアントの名前で振り込みが届く日を想像したことはありませんか?
「お金を払ってでも、あなたから受けたいんです」と言われる場面を、こっそり夢見たことはありませんか?
その気持ちが正直にあるからこそ、無料を続けている現実とのギャップが、罪悪感として表れているのです。
罪悪感は、あなたがこの仕事に本気だという証拠です。
自分のタイプがわかったら、次にやることは一つだけです

自分のタイプがわかったということは、すでに答えの半分に手が届いています。
あとは、タイプに合わせて、ほんの少しでいいので踏み出してみることです。
恐れ型の方へ
「嫌われるかもしれない」という恐れは、実際に請求してみると、思っていたより小さなことだったと気づく方がほとんどです。
まずは、今の無料クライアントではなく、新しく来た方に対して有料で設定することから始めてみてください。
例えば、「体験セッション 1,000円」という形で、小さく始めるのがおすすめです。
最初から高額にする必要はありません。
「お金をいただいてもセッションできた」という経験を一度積むことで、次の一歩がぐっと楽になります。
悲しみ型の方へ
「自分には価値があるから請求する」という順番を、一度逆にしてみてください。
「請求するから、価値が生まれる」のです。
例えば、無料のままでいると、クライアントも「タダだから、まあいいか」と軽く扱いがちです。
でも、1,000円でも支払うと、「せっかくお金を払ったのだから」と真剣に取り組むようになります。
自分には価値があると信じられてから、完璧になってから、請求しようとしている限り、その日は永遠に来ません。
ぜひ、最初に請求ありきで考えてみてください。
嫌悪型の方へ
「有料にしよう」と決めたのに、またできなかった。
その繰り返しから抜け出すには、「決める」ではなく「仕組みを作る」ことが大切です。
例えば、セッションの申し込みフォームを作り、そこに「体験セッション1,000円」と明記してしまうのです。
口頭で言おうとするから、相手の顔を見た瞬間に言えなくなるのです。
フォームに書いてあれば、あなたが改めて「有料にします」と言う必要はありません。
仕組みとして有料化することで、自分の意志の弱さを問題にしなくて済みます。
ぜひ試してみてください。
喜び型の方へ
「感謝されること」は嬉しいことです。
でも、セッション後に毎回モヤモヤが残るのであれば、それは「感謝だけでは満たされていない」というサインです。
お金をいただくことは、冷たい行為ではありません。
むしろ「私はあなたの人生に本気で向き合います」という、プロとしての意思表示です。
例えば、次のセッションの最後にこう伝えてみてください。
「次回からセッションとして◯円をいただく形にさせてください。プロとしてサポートしたいので」
感謝される喜びはそのままに、プロとして認められる満足感も、きっと手に入れられます。
まとめ
今回は、「お金をもらえない」カウンセラー・コーチの方が感じる罪悪感を4つのタイプに分けてお伝えしました。
カウンセラーやコーチは優しい方が多いです。
だから、本当は有料にしたいのに、罪悪感にさいなまれて無料でセッションしてしまいます。
でも、それは自分のためにもクライアントのためにもなりません。
自分のタイプに合った対策をぜひ試してみてください。
その小さな一歩があなたの罪悪感を徐々に緩めていき、自信を持ってお金を請求できるようになります。
この記事がそのきっかけになればうれしいです。
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