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総務リーダーが自信を手に入れるために必ずやっておくべきこと
「部下の顔色をうかがい疲れてしまう」
「嫌われたらイヤだなあ・・と考えてしまう」
このように相手にどう思われるか気になってしまう人は、自信がなく自分のことを好きになれていないのかもしれません。
そんなときにネットや本で調べてみると、自信をつけるには「自己肯定感を上げることが有効」と書かれた記事を読んで試してみた人もいるのではないでしょうか?
例えば、朝起きて鏡に写った自分を見ながら
「私はできる」
「私は頑張れる」
といった言葉をつぶやいて気分を上げていこうとしたり。
でも、実際のところどうでしょう。
ただ言葉をつぶやいているだけで、心の中では「苦しいなあ。。」と思っていませんか?
このように苦しくなってしまうのは「ネガティブなことをポジティブに置き換えなければならない」と思っているからです。
今回はその考えをやめて、もっと気分を楽にしながら自己肯定感を上げていく方法をお伝えしていきます。
自信につながる自己肯定感を上げるためには、まず自分のネガティブな感情を受け入れること
総務リーダーが自信を手に入れるために必ずやっておくべきこと
自己肯定感の意味をウィキペディアで調べてみると、「自らの在り方を積極的に評価できる感情」と出てきます。
もう少し言葉を柔らかくすると「自分は自分のままでOK」と表現できます。
ですが、この自己肯定感はときどき誤解されることがあるのです。
よくやってしまうのは
「嫌われるかどうか気にしてしまうなんてダメだ」
「相手の顔色をうかがいながら仕事をするなんてリーダー失格だ」
「もっとポジティブに考えなければならない」
と、思いこんでしまうことです。
自分の中にネガティブな感情があるのに、それを自分の心の箱の中に無理やり閉じ込めて、ポジティブな考えで覆い尽くそうとします。
でも、無理やり閉じ込めているから、すぐに箱から漏れ出してしまうのです。
だから
「私はできる」
「私は頑張れる」
と、いくらつぶやいても楽にはなりません。
私たちは朝起きてから寝るまで、様々な感情を感じながら生きていますよね。
朝、通勤電車が予定どおり到着しなければイライラするし、メンバーが思い通りに動いてくれなければムカムカする。
生きていれば思うようにいかないことがたくさんあるのに、常にポジティブでいようとしてもストレスになるばかりです。
だから、ネガティブな感情を閉じ込めてポジティブでいようとしても自己肯定感は上がりません。
自分自身に思いやりをもつ
では、どうすればいいのか。
それは、ネガティブな感情を無理やり閉じ込めるのではなくて、その感情に優しく寄り添ってあげることです。
つまり、自分に思いやりを持つことです。
例えば、あなたの親友が、部下との人間関係に悩み苦しんでいるとします。
なんとか関係を良くしていきたいと努力しているけれど、うまくいっていない様子。
そんな親友を見たとき、あなたはどのように声をかけるでしょうか?
「そうか・・頑張っているのにうまくいかないときは辛いよね」
「でもそれが報われるときもくるんじゃないかな」
などと声をかけるのではないかと思うのです。
でも、あなた自身が悩み苦しんでいるときはどうでしょう?
「こんなんじゃダメだ」
「もっと頑張らないと」
と、自分を責めていないでしょうか。
このようなとき、自分を責めるのではなくて、自分自身に思いやりをもった言葉をかけてあげてほしいのです。
「自分はよくやっていると思うよ、頑張っているよ」と。
その言葉を素直に受け入れていくと、自分の中に安心感が生まれてきて
「ネガティブな気持ちがあってもいいよ」
「自分は自分のままでOK」
と、思えるようになっていきます。
自分に向けて言葉をかけることに気恥ずかしさを感じる人がいるかもしれませんが、誰に見られるわけでもなく、知られるわけでもないですから大丈夫です。
やり始めると、最初は照れくさく違和感があるかもしれませんが、徐々に自分を思いやれるようになります。
それが自己肯定感を高めることにつながっていきますので、ぜひ試してみてください。
最後に
誰しも人からは嫌われたくないし、好きでいてほしいと思いますよね。
だから自分自身のことをないがしろにして相手を優先してしまうことがあります。
でも、自分をないがしろにして大切にしていないのなら、自己肯定感は上がらないし自信もついていかないでしょう。
自分の一番近くで味方になれるのは「自分自身」です。
その自分にときおり思いやりの言葉をかけてあげてください。
そして自分のことを好きになっていくことが自信につながっていきます。